プロフィール

1951年ブリュッセル生まれ。
ペイザジスト(自然風景式庭園デザイナー&ガーデナー)。

(有)みどりのゆび取締役設計部長。エコール・グロッセ校長。 ベルギーのマリモン・エコール・シュペリウール造園学科卒業。フランスとベルギーにて、造園設計、施工、監理業務から在ベルギー、ブラジル大使館のガーデナーを経て、1987来日。慣れない日本のビジネススタイルに苦悩しながら、日本の"街に緑と花の美しさを!そしてユーモアーを!"と楽しいコンセプトを掲げている。ヨーロッパ造園の旗手として、埼玉県と岩手県を本拠地に、季節季節で楽しめる植物、水の演出、彫刻などのアートを取り入れた個人庭園、ヒーリングガーデン(癒しの庭)、園芸療法用庭園など、リュック風デザインと施工の分野で活躍している。
主な著書 「ガーデンデザイン」コスモヒルズ他


1951年 ベルギーに生まれる

子供の頃から自然や庭の好きな両親のもとで、花や緑に囲まれて愛犬と共に育つ。
学校はあまり好きではなく、授業が終わると一番に教室を飛び出して帰るような子供で、ほとんどの時間を庭で過ごしていた。
花や動物と話をしたり、水辺へ行っては色々な生き物の観察をしたり、動物のスケッチをすることも好きで、ごく自然に動植物と親しんでいった。

「大雨が降ったある日、弱って動けなくなっていた蜜蜂を見つけた父に、はちみつを持って来るように言われた。父は、その蜜蜂を手のひらに乗せて蜜を吸わせてあげたんだ。蜂は、徐々に元気を取り戻してまた飛び立っていった。それは、僕にとってすごく感動的な体験だった。
母からは、庭の花の美しさや育てる気持ちを学んだ。真っ赤なゼラニュウムが大好きだった母は、庭中に花を植え見事に育てて、友人や家族を楽しませてくれていた。」

1970年 ベルギーのマリモン・エコール・シュペリウール造園学科に入学。

最終学年(1973年)のとき、海外研修のためにフランスのブザンソンに渡り、世津子と出会う。
フランスとベルギーにおける造園設計、施工、監理業務の経験を経て、在ベルギーブラジル大使館等のガーデナーとして勤務し、1987年に来日。

日本では、ガーデニングブームの先駆けとして、リュック風庭園を作る会社みどりのゆびを設立。以後、全国各地で数々の作品を手がけ現在に至る。